2024/07/15
こんにちは!
今日はイビキのお話です。
イビキや睡眠時無呼吸症候群による健康被害が注目されています。
イビキのメカニズムとしては、睡眠中、口呼吸をしていると、舌がのどに落ち込んで気道が狭くなり、空気が狭い気道を通るときに粘膜が振動してイビキが発生します。
イビキをかいている人は、十分に呼吸ができていないので眠りが浅く、睡眠不足に陥っています。
日中も眠気があり、集中力や記憶力が低下し、無気力になったりイライラしたりするようになります。
また、イビキは睡眠時無呼吸症候群を引き起こし、生命までもおびやかす可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群とは、『一晩(7 時間)の睡眠中に10 秒以上の無呼吸が30 回以上起こる。または、睡眠1 時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が5 回以上起こる』という症状です。
睡眠中に呼吸が止まった状態(無呼吸)が断続すると、血中酸素の不足や強い睡眠不足のストレス状態に陥ります。
☆イビキと口輪筋の関係☆
口輪筋(唇の周りの筋肉)が弱くなると、舌を支える筋肉も弱くなって舌の沈下をもたらします。
口輪筋の筋力低下は、肥満や加齢、赤ちゃんの時の授乳の影響などが考えられます。
イビキを指摘されている方は、口輪筋の筋力低下も疑ってみましょう。
周囲の人からイビキを指摘されて耳鼻科を受診する方もいますが、イビキには、口の構造や機能も深く関わっています。
まずは、かかりつけの歯科医師に相談してみましょう!