2023/10/14
こんにちは。
今回はお口のクセについてのお話です。
皆さんは考え事をしたり、緊張した時、無意識のうちに噛みしめてしまう事はありませんか?
何もしていないとき、私たちの上下の歯は本来接触せず、
唇を閉じていても歯は軽く離れているのが正常な位置となります。
食いしばりをするとどんなことが起こると思いますか?
◆歯が傷む/欠ける
詰め物の周りが傷みやすく、エナメル質が崩れ、細菌が侵入しやすい。
◆歯周病の治療の効果があがらない
歯を支えている骨に負担がかかり、歯がよりグラグラしてしまう可能性がある。
◆被せ物や詰め物が取れたり、壊れやすくなる
偏って負担がかかると小さな力でもテコのように働き続け、被せ物が外れてしまうことがある。
◆歯の根っこの治療後に違和感が続きやすい
噛み締めにより、接触感覚が敏感になる。
「この癖をやめなければ」「常に気を付けなくては」と頑張りすぎると、かえって緊張したり疲れてしまいます。
例えば、目の止まる所にメモを貼っておくのも良いと思います。
ふと目にした時に
″歯を離してリラックスする”
“息を吐きながらお顔と上半身の力を脱力する”
など、まずは一瞬のリラックスから始めてみましょう(^^)
脱力に慣れてくると「歯が接触していると疲れる」という感覚を少しずつ感じ、いつしか歯が接触すると気づくようになります。
当院でもナイトガードの作製が可能ですのでお気軽にご相談ください。