2022/11/11

こんにちは！

少し前までは暑い暑いと感じていたのが、気が付けばアッという間に寒いに代わりつつあり、季節と気温の変化の速さに驚きますね。

暑い夏は否応なしに水分をとりますが、寒くなってくるこの時期は水分の補給を怠りがちになりますが、夏と同じように水分をしっかりとることは感染対策としても大事なので気を付けていきたいですね。

さて、歯科の基礎知識、今回は「噛むことと健康」です。

現代の食生活は、調理方法の進歩や食材の選択によって、やわらかいメニューが中心となっています。

昔に比べて、食事時間もずいぶん短くなっています。

こうした食生活は歯やあごの骨の成長を阻害し、歯並びやかみ合わせに問題を抱えた人を増やし、さらには消化を悪くして胃腸に負担をかけています。

近頃では噛むことの効果、というのがどんどん明らかにされてきています。全身の健康の増進のためにもよく噛んで食事をとる事が大事です。

以下に「噛む」事の効能をお伝えしていきます。

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●唾液の分泌量の増加

・唾液に含まれるペルオキシダーゼはガンの予防効果があると言われています

・唾液腺ホルモンが骨や筋肉を丈夫にします

・口の中の洗浄殺菌

・消化の促進

●あごの骨の正常な成長

・よく噛むことによってあごの骨が十分に発達し、歯が並ぶスペースができます。

・歯並びやかみ合わせがよくなります。

●情緒の安定

・しっかり噛んで食べる行為はストレスを解消し心身を安定させます。

●早食いの防止

・ゆっくり噛んで食べると満腹中枢が刺激され食べ過ぎを防ぎます。

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以上のように「噛む」事には様々な効能があります。

日々日々の生活の中でしっかりと噛むことを意識して、健康を守っていきましょう。