2024/11/15
こんにちは!
今日は口内炎のお話です。
ほおの内側や歯肉の表面に円形の白い潰瘍ができ、食べたり飲んだりするときにしみてヒリヒリし、時には激しく痛むこともあります。これが口内炎です。
口内炎は、疲労やストレス、栄養や睡眠不足などで体の抵抗力が衰えているときに発症します。
素人目には同じように見えても、治療法は原因によって異なり、歯科医院では塗り薬やレーザーによる治療が行われます。
まずは正しい診断が大事。放置せず、かかりつけの歯科医院で粘膜の状態を診てもらいましょう。
☆口内炎の種類☆
・アフタ性口内炎
直径5ミリぐらいの円形の白い潰瘍で、周りは赤く腫れています。
1週間ぐらいで治りますが、熱いものや辛いものを食べた時に強く痛むために栄養や水分が不足し、症状が悪化することもあります。
・カタル性口内炎
ほおの内側や舌を誤って噛んだところや矯正装置があたったところが、赤くただれて痛みます。
・カンジタ性口内炎
口の中に棲むカビ(真菌)の一種であるカンジダ菌が原因でできます。
入れ歯の下の歯肉が赤くただれて痛むもの、舌全体が白い板状の苔のようなものに覆われるものなど様々な症状があります。
☆口内炎の予防☆
・口腔内を清潔に
日頃から歯磨きや舌のおそうじをしましょう。
力を入れすぎた歯磨きや舌磨きは、歯肉や唇、舌の粘膜を痛めます。優しくていねいに磨いてください。
・お口の乾燥を防ぐこと
疲労やストレスは唾液の分泌を抑え、唾液の持つ抗菌清浄作用を低下させます。
水分を補ってドライマウスにならないようにしましょう。
・生活改善
ストレスを軽減し、バランスのよい食事をして体の抵抗力を高める生活をしましょう。
内科の受診もおススメです!
口内炎には、アレルギーや性感染症、自己免疫疾患など重大な病気が原因で発症している場合があります。
健康管理の上からも、内科も受診されることをおススメします。